小田急線の経堂駅から歩いたら20分くらいかかりますが、馬事公苑というとても素敵な公苑があります。
公苑って公園とは違うの?と思って調べてみたのですが、動物がいたり格式の高いところは「苑」を使い、植物が植えられたところは「園」を使うようです。(ざっくりですが☆)
そう!馬事公苑には馬がいるんですね!
日本中央競馬会(JRA)が運営している公苑なので、乗馬クラブがあったり乗馬に関する競技会があったりと、普段なかなか馬を身近に見る機会のない人には新鮮ですよ♪
ただ、残念なことに現在この馬事公苑は休苑中で、中に入ることができなくなっているんですね。
馬だけでなく季節ごとに桜や梅などの花や紅葉を楽しんだり、並木道をジョギングしたりと、地元の方々に長年愛されてきた公苑です。
その馬事公苑が、東京2020オリンピック・パラリンピックで馬術競技大会を開催する予定となりました。
2017年1月1日から休苑し、再開は2022年の秋頃が予定されています。
東京オリンピックは既存の施設をなるべく活かすということだったので、馬事公苑が活用されるのは仕方がないとは思いますが、世田谷区民からしてみると微妙な気持ちのようですよ。
やはり工事の手が入るので、今までの雰囲気をそのまま残すのは不可能なようですし…。
馬事公苑でデートを重ねた…というカップルも多いでしょうから、思い出の地が変わっていくのは少し淋しいかもしれませんね。
【馬事公苑へのアクセス】
・東急田園都市線「桜新町」西口徒歩15分
・小田急小田原線「経堂」南口徒歩20分
今は馬事公苑に入れないけど、本来はこんな場所だった!
現在は馬事公苑に入ることはできないので、乗馬クラブに通っていた人も行かれなくなってしまったようですね。
都内で気軽に乗馬体験ができる場所は少ないので、とても貴重な公苑でした。
馬事公苑へは桜新町駅か経堂駅から歩けますが、ちょっと距離があります。
駐車場がないので、桜新町から農大前までバスを使う方も多いみたいですね。
ちょっと不便な場所にある分、広いけれど空いていて、桜の季節はお花見の穴場スポットとして人気が高いんです。
入苑料が無料というのも魅力ですね!
ゆっくりデートしたいから…とわざわざ馬事公苑に訪れるカップルも多かったようですよ。
競馬場以外では生で馬を見られる機会というのも少ないのですが、馬って見ていると飽きませんし、くつろいでいる姿は見ているこちらもほっこりします。
お子さんからお年寄りまで幅広い年代の方々に愛される憩いの場なんですよね♪
将来、結婚したら大きな公園の近くに住みたい!というカップルは結構多いんです。
やっぱり癒されますし、子供ができたら大きな公園が近くにあるというのは便利ですしね。
成城辺りでは土地も高くでなかなか手が出ませんが、同じ世田谷区でも馬事公苑周辺だったら…と、夢が膨らみます(^^)
東京2020オリンピックが終わったら馬事公苑はどうなるの?
馬事公苑は1964年の東京五輪でも使われたのですが、さすがに老朽化が進んでいて色々な面で現在の国際大会の基準を満たしていません。
新たな馬場や建物は2019年10月末完成予定なので、現在急ピッチで工事が進められています。
この大がかりな改修工事で「折角大きく育った緑が伐採されてしまう」「夏は木陰が無くなってしまうのでは?」「梅が美しかったウメ広場や、その近くにあった子供用の遊具がある遊び場が無くなってしまう」…という声も聞かれています。
ちなみに、2020東京オリンピック後の2022年に予定している馬事公苑の再整備の完成イメージはこのような感じになっています。
画像は日刊建工業新聞社様からお借りしています。
この完成予想図を見る限り、悪い印象は受けないのですが、いかがでしょうか?
むしろ、オリンピックの会場になったことで人気が上がり、人が増えてしまうんじゃないかな?という方が心配ですね^^;
人が集まるということは、お店ができて賑わうことでもあります。
そうなると、この辺りの土地も人気になり価格が上がるだろうな~…なんて、要らぬ心配をしていまします☆
でも、古いものはいつか新しくしていかなくてはならないので、馬事公苑もオリンピックをキッカケに変わっていくのでしょうね。
どんな風に変わっても、新しい空気を作っていくのはそこに集う人々だと思うので、世田谷という環境を考えれば私は良くなると思いますよ(^^)
また馬事公苑が新しくなったら、改めて記事を書きたいと思います。
2022年に期待しましょう♪
※オリンピックが終わった現在、馬事公苑は休苑中で2023年の秋ごろに開苑予定となっております。
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